(昭和60年3月改定)
令和4年度 学校経営の重点目標
「自他の大切さやよさを認め、共に学び、高め合える生徒の育成」
~「寛容」と「調和」そして「共生」~
教育の目的である子どもの人格の完成のためには,知育・徳育・体育のバランスが大切であり,本校の学校教育目標もこの3つの観点から設定しております。本校では,平成30年度から,徳育を学校経営の中核に据え,「考え,議論する道徳」の授業実践に積極的に取り組むとともに,学校行事・学級活動・生徒会活動など教育活動全体において,目指す生徒像を明らかにしながら実践に取り組んで参りました。また,令和元年度からは,さらに「共生」の観点を加え,共に磨き合い,支え合う,つながりのある教育活動を目指して教育活動を推進してきたことにより,他者との関わりやお互いを認め合う姿も多く見られるようになり,目指す姿に近づくことができました。しかし,学校評価アンケートや道徳アンケートの結果や生徒たちの成長の姿からは,まだ,「共生」については,伸びしろがあると分析をしました。そこで,令和3年度からはさらに他者との関わり方を育成することに焦点を当て,「寛容」と「調和」そして「共生」を重要なキーワードとし,上記の重点目標を設定しました。
3つのキーワードについては,次のような価値付けをしました。
「寛容」:価値観の違いや多様な見方・考え方を認め合う。安心して自分たちの考えを発言し合える環境(支持的風土)を
つくる。
「調和」:各自が担う役割を確実に果たし,目標に向かって直向きに努力する。個の良さが光り互いに高め合う集団をつく
る。皆で一つのものを創造し喜びを分かち合う。
「共生」:一人で社会を生きていくことが困難なこと,社会が互いに支え合って成り立っていることを理解する。共に手を
携え,支え合うことに価値を見いだす。
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